ITC梁山泊メンバーの皆様へ
2008年度開催予定の分科会についてきまして、参加者募集をいたします。
下記の分科会に関しまして、参加希望の分科会にチェックをお願いいたします。(複数登録可)
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1.【経営品質分科会】(副題:革新者ネットワーク):新規
[目的]
企業、プロジェクト、非営利団体等の様々な組織の中で、現状の状況を打破したい、革新に取組んでみたいと考えている方をネットワークし互いに励まし、助け合い、皆が関わる組織の変革を支援していく事を目的とします。又分科会では革新を進めるにあたり有益だと思われる、知識、スキル、ツールについてを学ぶ場としたいと思います。
[活動内容]
今年度は革新のフレームワークとして経営品質を中心に研究を進めていく事を考えています。
皆さん5年前を振り返ってください。設立時のITC梁山泊のミッション、ビジョンとは何だったのでしょう。私達の理想とする梁山泊の姿はどのようなものだったのでしょう。そして理想とする姿に対して、その時の私達はどうだったのでしょう。理想に到達するにはどのような道をすすむ計画だったのでしょう。そして私たちはどのような道を歩んできたのでしょう。これらのことを振り返る事、そして其れにもとづき方法・行動の改善、戦略の革新を起していくのが経営品質なのです。
経営品質のフレームワークの基本は「セルフアセスメント」「対話」にあります。「セルフアセスメント」は単に経営の状況を評価するためのものではありません。自らが主体的に考え行動するための革新実践のための道具である事をご理解いただきたいと思います。分科会の具体的な進めかたや活動内容は参加いただいた皆さんとの「対話」に基づき決めていきたいと思います。
[その他]
今年度より梁山泊開催が、日曜となりましたが、当分科会は梁山泊開催日、MCEA会議室にこだわらずに実施したいと考えています。ただこの場合分科会会場等の手配が必要となりますので、別途会場費が必要になる場合があります。なるべく会場費等の負担増にならないために、会場を提供していただける協力者の方の募集を併せて行いたいと思います。ただ開催日や開催場所についても皆様と「対話」の上で決めたいと考えています。
2.【CIO研究分科会】 テーマ:情報システム監査の研究 :継続
[目的]
CIO研究分科会は、企業・公共団体においてCIOが取り組むべき「経営とIT]の双方に関する内容と研究テーマを研究としてきました。
2006年は、「CIOの戦略テーマ」の研究、さらに2007年は「IT統制」の研究をしてきましたが、本年は、IT統制の基盤知識として「情報システム監査の研究」をテーマとしてシステム監査知見を高めることを目的とします。
[活動内容]
活動内容としては、「公認情報システム監査人 CISAレビューマニュアル」を参考書として用いて、情報システム監査の主要プロセス、監査計画、監査の実施、結果の評価、報告およびフォローアップにいたる一連の流れを議読し、かつ意見交換をする予定です。
[その他]
参考書「公認情報システム監査人 CISAレビューマニュアル」(ITGI)
開催場所は、梁山泊全体会議以外は都内某所会議室を予定。
開催日時は、梁山泊全体会議月以外は、毎月第4週土曜午後を予定。
3.【コンサルメソッド研究分科会】(旧チャンス発見ツール分科会):継続
[目的]
過去2年間実施いたしました「チャンス発見」関連の分科会活動をベースとし、可視化や発想支援、合意形成等のツールを駆使して、
実際の上流工程やコンサルティングに適用可能な新しいメソッド(方法論)を構築します。
[活動内容]
・上流工程やコンサルティング有用なツールの調査およびトライアル
・Polaris・ブレスター等、チャンス発見に関わるツールの使用法習得
・ITC梁山泊流のコンサルティングメソッドの検討・構築
・参加メンバー各自の実践による評価
[その他]
前年度の引き続きツールの活用から入り、それをITC上流工程の「使える」方法論として組み上げます。より実践的な活動にいたしたいと考えておりますので、奮ってご参加下さい。
なお、開催曜日・日程は参加メンバーの希望に沿って決定いたします。
4.【コントロール自己評価(CSA)研究分科会】
[目的]
内部統制の実現に有効とされるCSA(コントロール自己評価)の技法について研究し、CSAの理解と実践に必要な知識を習得する。
[活動内容]
以下のテーマについて、研究と実践を行います
・CSAの基本理論の理解
・CSAファシリテーションの研究と実践(メンバー相互のロールプレイ形式で実施)
・ITC向けCSAファシリテーション・トレーニングの開発
・CCSA(内部統制評価指導士)の資格取得対策
[その他]
参考文献:「CCSA資格認定スタディガイド」(iiA)
CSAプロセスの理解からはじめますが、ツールの使用方法、組織に導入する際のファシリテーション技法まで、あくまで実践的な活動を考えています。
また、マイルストーンとして、秋頃にCCSA認定試験が受験できるレベルの知識を身に付けることを目標にします。
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