ITC(ITコーディネータ)を目指した方なら、ケース研修の時、「これだけの人間が集まるのであれば、互いにもっと情報を交換して、学びあっていきたい。」と誰もが思ったことと思います。そして、同じ思いを抱いた仲間が、「ITCの枠だけにとどまらず、向上心のあるもの同士で集まる事はできないだろうか。」とこの会の発足を構想しました。「ITC梁山泊」は、経営・上流・下流プロセスなど、それぞれの得意分野を互いに共有し合い、研鑽し高めて行くために、有志が参画・運営することで作られたのです。
運営委員長：山崎 義朗
【代表としての一言】
「ITC梁山泊」は、社会に一石を投じることができる存在でありたい世直し梁山泊でありたいと願い、2002年8月に約40名で設立致しました。メンバー同士が、相互研鑚を通じて分かち合い助け合えるネットワークを形成して、さらに輪を広げて行きます。また、世代から世代への経験・知識の共有と継承ができる場を創造します。
【組織とメンバーについて】
ITC梁山泊は、ITC(ITコーディネータ)の研究・勉強と実践の組織であり、ITコーディネータ協会への届出組織です。現在、50名以上のメンバーが在籍しています。会員は、ITや通信のユーザー企業・ベンダー企業・コンサルティング企業の経営幹部，部門長、プロジェクトマネージャー、そして独立して活動しているコンサルタントと、まさに梁山泊の様相を呈しております。
【活動概要】
毎月1回定例勉強会を開催して、分科会活動と講演会を実施しています。質・量共にトップクラスのITC(ITコーディネータ)の集団です。また、定例勉強会の他に、中小企業などに対するIT化支援活動も積極的に行っています。「いつか、ITの光が社会の隅々にまで差し込むように！」これがITC梁山泊の願いであり、向かうところです。
定例勉強会は、毎月第2土曜日に分科会、内部講演会などの活動をしています。
【分科会】
基本的に午後13時から3時間行います。（13：00〜16：15） 研究テーマを持った有志グループとお考えください。このグループ内で、まず、テーマに則った内容を決め、具体的に活動を行い、その成果を纏めて、発表へ向けたプレゼン資料として作成します。年度ごとに成果報告会を行い、会員への情報共有をはかります。分科会は、運営委員会に届出を行う事で、だれもが作成する事が出来ます。また、ご入会の際は必ずどこかの分科会に入っていただくことになります。
【内部講演会】
基本的に分科会の後に1時間行います。 （16：30〜17：30） 内容は、ITC梁山泊メンバーによる講演会です。 また年度の最後には、この時間帯も使って、各分科会の成果報告会を行い、会員への情報共有をはかります。
【4時間1ポイント講演会】
ITコーディネータ協会などの後援を頂いて、午後に4時間の講演会も開催いたします。（13：00〜17：00）
ITC梁山泊は、会員でなくても参加が可能です。例えば、“まず様子を見てから・・”ということでも大歓迎です。（ただ、継続参加する場合には会員登録をしてくださいね。）また、ITコーディネータ（補）資格の有無などにもこだわりません。皆といっしょに学ぶ向上心があり、「ITC梁山泊」の趣旨にご賛同頂けれる方であれば、それで結構です。
【入会方法・定例勉強会（分科会・定例講演会）参加方法】
「お問い合わせ（コチラから）」にて、その旨をお伝えください。追ってご連絡させていただきます。（会員は、年6,000円の会費が掛かります。）
ITC(ITコーディネータ)とその資格制度は、経済産業省（旧通商産業省）の産業構造審議会情報産業部会「情報化人材対策小委員会」の提言に基づき推進されている「戦略的情報化投資活性化プロジェクト（ITSSP）」の成果として生まれ、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会により運営されています。政府はITC(ITコーディネータ)を「IT革命の人的切り札」と認識しており、経済産業省を中心としてITコーディネータ活動の機会創出を強力に支援しています。日本のIT活用が、国際的にみて遅れている構造的な要因の一つに「ユーザー企業は情報システムに関する知識が乏しく、ITベンダーはユーザー企業の経営に関する知識が乏しいため、情報システム開発の現場では極めて非効率な情報化投資が行われている」という現状があります。こうした現状を打破し、わが国企業の国際競争力を高めるため、「ユーザー企業、ITベンダー双方の事情に通じた豊富な実務経験を持ち、経営者の立場に立って経営とITを橋渡し、真に経営に役立つＩＴ投資を支援できるプロフェッショナル」が求められています。